2020.01.03 林会長のお便り

 

新 年

 

 

 

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

 

 昨年の最終回にキョーヤさんが出演、久しぶりにキョーヤさんの元気な姿を見られて嬉しく思いました。昨年はいつもより大きな災害がいくつもあり、大変な思いをされた皆様も多かったと思います。今年は皆様にとっても輝かしい年になるように心掛けましょう。今日13日現在で災害に遭っていませんが、例えこの瞬間に災害が起こってもアタフタしないで準備しておきましょう。飲料水、非常食、寒さに耐えられる衣服、そして電気を使わなくてもよい反射式の石油ストーブと非常用の灯油を最低50リットル、これくらいは揃えておきましょう。

 

 我が家では1週間に1日、「災害非難の日」として缶詰食、野菜の煮付、パンと牛乳だけを食す日にしています。その都度古いものを遣って新しく補充していますから、いつ何があっても対応できるようにしています。実際にはこんな日が来ないことが一番いいのですが、過去の日々がそんなことは無理なことを証明していますから、準備しておいて困ることはないでしょう。山国信州でも佐久市と長野市で大きな水害に遭いましたので、全国どこであっても不思議ではありません。「備えあれば憂いなし」という諺もありますので、他人事と思わないで自分のこととして肝に銘じましょう。

 

 さて後1ヶ月でハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2020の出発になります。今回で15回目ですが、同じような活動を過去に14回繰り返したというだけで、ハロアル2020が安全で安心できるような保障はどこにもありません。常に「初心」に戻って「慢心」しないで「謙虚」に一人一人が努力しましょう。そして210日に笑顔で活動を終了しましょう。その為に関口団長と今西現地統括責任者は、昨年の活動が全部終了した御代田町での報告会から、今日まで一日も休まずにただただ皆さんの口から「良かったですね」と言う声を聞くためだけに365日頑張り抜いてくれました。本当にありがとうございます。団員の私達のできる事は、27日の結団式までケガやインフルエンザ、風邪にかからないように用心することです。この1ヶ月がとっても大切な日々になります。この活動を何年にもわたって支援してくださった人達のためにも、努力を重ねていきましょう。それが「素直になって」「素直に聞いて」「素直に実行する」ということで、この会の最も大切な実践課題です。

 

 令和になって初めて迎える正月です。今年の目標を「素直」に据えて、どんなことにも反抗しないで、素直に頑張りましょう。その結果は周りの人から「素晴らしい人」だねと言われます。そういう人が、家庭でも学校でも職場でも社会でも、もっと大きく言うと世界でも望まれているのです。夢を抱くことは素晴らしいことです。しかしその夢を実現するためには、足を地に着けて一歩一歩しっかり歩を進めることが大切なのです。

 

 本年がハローアルソンのチームにとっても、皆様にとっても良い年になりますように心を込めてお祈り申し上げます。                  202013