2020.02.21 関口団長のお便り

 

祐介先生、牟田さんこんばんは

 

 

 

 先週はハロアルレディオに呼んでいただいてありがとうございます。

 

2020年度のハロアル現地活動も無事に終わりました。改めてリスナーの皆さんをはじめ、いつもご協力くださるレインボータウンFMの皆さん、そして現地活動にご参加くださった皆さんに心から感謝申し上げます。

 

 今回は出発前に発生したルソン島のタール火山の噴火や、今も尚世界的に脅威となっている新型コロナウィルスの問題など、参加者の皆さんはもとより、ご家族の方々も大変ご心配になられたと思います。現在まで大きな体調の変化の報告はありませんが、会としては今後も経時的に注意をしていく予定です。

 

 さて、祐介先生。今年も本当にお疲れさまでした。祐介先生も今年で17年目。現地統括責任者となり早15年目となりますね。わずか20名にも満たない団体から、3040と人数が増えていく中で、現地での注意事項や大小の問題点が毎回発生するたびに、活動後帰国しては反省し、来年こそはもっと素晴らしい活動になるようにと日々話し合ってきたことを思い出します。特に、現地統括責任者というのは活動の4日間、参加者全員の安全を何よりも優先し、すべての予定をコントロールする役目です。

 

時には後ろ髪をひかれるような思いになりながら、活動を止めなければならないこともありましたね。私が団長として安心して取り組めるのも祐介先生がこの4日間を完全に把握し、木本先生や戸田先生が全ての器材を準備してくれるおかげです。また副団長の井橋先生、新井先生、三浦先生らが細かなサポート役にまわり、木村先生がいつもみんなの体調管理に注意し、大先輩にも関わらず菅原先生がしっかりと屋台骨を支えて下さります。高校生に関しても大関さんをはじめ全員がお互いを認め合い助け合ってくださるからです。そして何より、会長の林先生がいつでも私の後ろですべての責任を背負ってくださるおかげです。

 

 私がこの活動で最も嬉しいことは皆さんに「ありがたい」「おかげさまで」という感謝の心を抱かせてもらえることです。以前、会長の林先生がおっしゃいました。「先生と言われても、団長と言われても、いつでも謙虚な気持ちを忘れてはいけない。誰よりも頭を下げられるからこそ団長と言われるのだよ。」

 

 スラムの子供たちと出会い沢山の「ありがとう」を頂いてきた私が実はボランティアによって私自身が多くの人たちに感謝ができる喜びを学ばせていただきました。

 

 ハロアルの活動には4本の柱というものがあります。その3番目、「ボランティアを通じ自らの生活を見直し、思いやりの心を育む」それは単に物質的な問題だけではなく、

 

今までの自分の生き方や価値観を見直すきっかけともなりました。

 

 来年も沢山の感謝の心を皆さんにお伝えできるように日々頑張っていきたいと思います。あっ!今年はシンギと愛知の加藤先生に感謝の気持ちを忘れてしまいました!!

 

2020221日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人