2020.03.13 林会長のお便り

 

リーダーシップ

 

 

 

 コロナ台風の威力、日増しに大きくなり世界的なパンデミックになってしまいました。安倍総理大臣が「ここ12週間が瀬戸際です」といって、小・中・高の一斉休校を宣言し保護者の皆さんに大変な心配をかけたと思ったら、今度は「この自粛を10日継続してくれ」と言われても、この12週間で何が良かったのか、何が悪くて10日なのか、もっと大切なことは10日我慢すれば本当に大丈夫なのか心配です。

 

そもそもダイヤモンドプリンセス号の乗客が船内感染で700名の感染者を出してしまったやり方はどうだったのか・・・・。この時の内部情報をYou Tubeで発表してくれた神戸大学のエボラ出血熱で活躍した経験のある岩田健太郎教授の指摘した安全域と不潔域の区分がされていなかったという情報はどうだったのか・・・・。このことさえ厚労省は情報提供していません。昨日現在、小・中・高の一斉休校対策を実施しているにも関わらず一日の感染者が56名を数え、32日に始まって10日目の310日には59名、11日には53名と感染者は下がっていません。この対策に限らず、政府がやっていることについて「足りなかった」「申し訳ない」という発表は一切聞かれず、途中経過すら状況が悪くなる一方です。だから政府の言うことをやったら本当にいいのかさえ分かりません。

 

 先週のハロアルレディオで祐介先生が言っていた通り、総理大臣の要請なのですからやるならハッキリ、しっかりやるべきです。そこにそれぞれの意見など必要ありません。やりましょう!!それは前項で指摘したとおり、政府の発言や経過がどうなのかもっとハッキリ情報提供したならということです。これ以上大切な情報は隠蔽(いんぺい)しないでください。ここが出来ていないから国民もしっかりやれないのではないでしょうか。

 

これも祐介先生が最近声を大きくして話している「関口総理」と大きく違う点だと思います。関口団長は自分の「非」は「非」として認め、「足りないところ」は「足りない」とし、参加者の高校生、一般、歯科医に分け隔てなく「全身全霊」で「一致団結」を呼びかけるからうまくいくのです。私が見る限り関口団長に「非」など全くありませんし、「足りないところ」も全くありません。むしろ優れたところばかりなのに、参加者の前で「人の非」まで頭を下げ、「人の足りないところ」でさえ自分に置き換えて頭を下げてくれるから、みんなの心が一致団結できるのです。声を大きくして言いたいです。安倍総理だけでなく、国会議員の皆さん、一度ハロアルフィリピン医療ボランティアに参加して関口団長に触れてみてください。そして現地統括責任者の祐介先生の声を聞いてみてください。日本中が大変な時だからこそ意味があります。

 

15回「ハロアル2020」の報告会はいよいよ2週間後に迫ってきました。消毒薬、マスクは全員分ちゃんと用意が出来ました。日本中がビビって何も出来ない中で、「ハロアル魂」で「全身全霊」「一致団結」のミラクルパワーを見てもらいましょう。

 

2020313