2020.09.04 関口団長のお便り

 

祐介先生、牟田さん、こんばんは

 

 

 

前回の私のお手紙では、まだ安倍総理の去就(きょしゅう)が定かではなかったため、様々な憶測でしかわかりませんでしたが、ついに安倍総理が辞任をしましたね。

 

まずは歴代総理の中で最長の任期を務められたこと、様々な取り組みをされ一定の成果を出されたこと、そして持病が悪化され道半ばで辞任をせざるを得ないことに、「お疲れ様でした。どうかお体をご自愛してください。」と一、国民として素直に思いました。

 

その反面、まだ明らかにされない国民への不信感は(ぬぐ)えたわけではありません。

 

忖度(そんたく)や政治と金の問題は辞めたから終わりではありません。このコロナ禍という国難に次の政権が国民から真の信頼を受けるにはやはり、やることはしっかりとやるという当たり前のことを私たちは待っています。

 

しかし、記者会見を聞いていると全くと言ってよいほど記者からは総理の労を労う言葉は聞こえません。「お体をお大事になさってください」などと言う者は一人もいません。

 

終いには「今それ聞く?」と失笑するような質問さえあります。

 

しかし、その反対にメディアは時の政権に対し、「権力を監視する」という重要な役割も担うわけで、公式の場での感情的な発言は中立な立ち位置が損なわれるという意味では一方的に決めつけるわけもいかないように思えます。祐介先生はどう思いますか?

 

それにしても祐介先生、日本の制度上致し方ありませんが、「自分たちのリーダーを直接自分で決められない」というのは何とも歯がゆいものですね。日本は間接民主制なので一部を除いて自分たちの1票が直接この国のトップを決めることはできません。私は毎回このような解散なしの与党内の総裁(そうさい)選挙による総理交代劇にいつも嫌気がさします。

 

特に今回はまだ国民がそれぞれの候補者の具体的な政策や考えを知らないままに、すでに派閥が誰を推すだの、派閥のリーダーがさも勝ち誇った顔で記者会見する姿は本当に彼らは何のために、誰のために政治をやろうとしているのか、いまいち響かないのは私だけでしょうか。民意という言葉があります。私は政治とは時としてすべてがその時の民意を優先するものではないと思いますが、あまりにも私たち「意」と反した政治や制度が多すぎます。今日本だけではなく世界中が大変な時代に、それこそこの国難に立ち向かい希望の光を見いだせる、そんな次のリーダーを期待したいですね。

 

さて、私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは以前お伝えした通り、

 

来年27日に予定されていた「第16回ハロアル現地活動」は新型コロナウィルス感染の影響で延期となっています。しかし、現地ではこれまで通り生活に困窮するスラムの人たちへの物資支援を継続しています。特にこのような時期ですので固形石鹸などは大変喜ばれます。ハロアルでは随時物資の輸送も行っていますので、リスナーの皆さんどうかご協力お願いします。

 

202094日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人