2020.10.16 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さん、こんばんは。

 

世の中には「それ意味ある?」とか「それは大きなお世話でしょ」と思うことが多々あります。ここからはすべて私の私見ですが、例えば毎年テレビで騒がれる「最も美しい顔ランキング!」あれ意味ある?人の価値観なんて多種多様なのにあえてマスコミが騒ぎ立てる。とか、例えば、高速道路を通っていると県境(けんざかい)をまたぐときにナビから流れる「○○県に入りました。」のアナウンス。目的地ならいざ知らず通過点ってそんなに興味はないでしょ?とか、東京のほんのわずかな初雪を中継するためにヘルメットをかぶって中継するリポーター。ビチャビチャの八王子駅前でヘルメットって・・・。

そんな中、百歩譲ってこれらは誰かを傷つけたり、嫌な思いにはさせません。しかし!!前々から思っていましが、ついに言わせてもらう時が来ました。世の中の最も大きなお世話ランキング1位と言える「全国都道府県魅力度ランキング!」今回我が栃木県が初の最下位と報道され、地元では知事が真顔で不快感をあらわにするという、ある意味面白い展開になっていますが、はっきり言いましょう。「大きなお世話です!」このお手紙では到底全てをお伝えできませんが、今日はいかに栃木県が素晴らしいか、ほんの一部ですがお教えしましょう。まず!イチゴや餃子などは当たり前ですが、なんと我が栃木県はシャッター製造日本一です。つまりこの物騒な世の中、皆さんのご自宅やお店を守るシャッターは栃木県がなければ成り立ちません。そして液晶テレビ受信機製造日本一。栃木がなければテレビは見れません。まだまだあります。県民所得は全国4位という高所得県民であり、それが反映し自動車普及率1位、そして心豊かな県民性から小学校行事の保護者参加率は1位、その後に家族団らんで食べるプリン消費量も1位です。そして祐介先生も大好きなお寿司。職人のセンスと腕の見せ所、あの「かんぴょう」はなんと98%栃木産です。300年以上前、江戸時代から日本人の心の象徴でもあり、故郷、優しいお母さんの味、全日本国民が愛するかんぴょうを支えたのは栃木県民なのです!!ね、祐介先生、これでどこが最下位になる要素があるの?あるコメンテーターは「日光はあるけどそれがどこにあるか分かりにくい」と言っていました。はぁ?小学校の社会の教書にも書いてある一般常識です。分からないのは栃木県のアピールではなく単なる知識不足だとは思いませんか?日本を代表するロックバンド、あのSUREPV撮影に大谷石と呼ばれる歴史ある採石場を訪れたほどなのに。祐介先生、海外ではこんなランキングはありませんよ。これはもうある意味何か大きな力が働いているとしか思えません。今、私の地元では所々で金木犀(きんもくせい)の香りを感じ、実はそれが山々の野生のキノコが生え始める合図となります。これからは紅葉(もみじ)狩りの季節を迎えながら、厳しい冬を迎えます。そんな中、雄大な那須山のふもとで雪景色を見ながら入る温泉は正に格別ですよ。皆さん、栃木は本当に良いところですよ、便利さと不便さが3:7の割合でね・・。

20201016日 ハローアルソン・栃木県の魅力を支える会 団長 関口敬人