2021.01.01 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さん、キョウヤさん、明けましておめでとうございます。

 

そしてリスナーの皆さん、レインボータウンの皆さん、今年もハローアルソン・フィリピン医療ボランティアをどうぞよろしくお願いいたします。

 

さぁ、祐介先生、キョウヤさん、いよいよ令和3年がスタートしました。

今年は「新型コロナウィルス」に対して私たち人類がどのように立ち向かい、共存していくか勝負の年になりそうです。感染拡大から今では変異種も確認され、医療現場は瀕死の状態にあるにも関わらず、未だ政府は大ナタを振るうことなく、この状況下でも「お願いベース」で乗り切ろうとし、何の安全の保障もないまま、夏季オリンピックの開催までも予定されているのですから、私などはうがった目で見てしまうので、よほど誰かが得をする仕組みが存在しているとしか思えません。一つの政策、一つの決断が私たちの未来を大きく変えてしまい、それこそ「アベノマスク」のように悪夢のようなギャグでは済まされないことを政府にはしっかりと考えてもらいたいものです。

さて、私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアも今年は16年の歴史の中で特別な年になりそうです。

現在、毎年2月に行われる現地活動が延期となり、物資の支援活動のみが行われている状況の中、昨年末、待望の2021年度版、ハロアルTシャツが完成しました!

勿論、今年も我らがキョウヤさんのデザインでしたが、はっきり言って、今年は過去一のデザインといって過言ではないでしょうか。やはり、キョウヤさんもコロナ禍で思うような活動ができない中、いつも以上に真剣にハロアルに向き合うことができたのでしょうか。今回は見る人、見る人、口々に「かわいい」「いいね」と言った感想ばかりで、なんと、先日私がマニラチームの代表リッキー氏にこのデザインを送ったところ、彼から「セキ、私たちマニラチームもこのデザインでTシャツや旗などを作って、現地で活動するときに使いたい」と申し入れがありました。彼が「このデザインの意味は?」と尋ねたので、私は「たとえ今コロナで私たちが共に活動ができなくても、思いはいつも一緒です。そしてこのデザインのようにボランティアを通じ育んできた友情は必ず次の世代にも続き、いつか世界中が手をつなぎあえる。そんな意味が込められています。」と答えました。今年の活動は延期となり、ようやく参加資格を得た高校生たちや、この活動を楽しみにして下さった皆さんには本当に残念な思いでいっぱいです。しかし、現地に行くことができないからこそ、皆でハロアルの素晴らしさを呼びかけ、再開できるその日までしっかりと準備をしていきたいと思います。

今日は元旦、私も家族と一緒に皆さんのラジオを楽しく聞いています。どうかお互い

体に気を付け素晴らしい年にしていきましょう。

 

2021年 元旦  ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人