2021.05.28 林会長のお便り

 祐介先生・牟田さんこんばんは。

 早いものです。今年も正月を迎えたと思ったら、もう5か月が過ぎ去ろうとしています。昨年から今年にかけ、コロナコロナですべての人が暗い思いにされてしまいました。特に商売をしている人にとっては、人の流れが途絶えているのが最悪のダメージだと思います。

 コロナ感染症が起こって1年経ってみて、状況は改善しているどころか緊急事態宣言が出されている地区はさらに延長されることが決定しました。しかも延長された先に元の生活が待っているのならいざ知らず、もっと悪い状況だって起こり得るのです。どうですか皆さん。東京や大阪だけがいい所ではありません。私の住んでいる信州だってとてもいい所です。海はありませんが、夏になっても木陰に入れば涼しくてクーラーの必要はありません。テニス場、ゴルフ場だって5分は無理でも10分も動けばつきます。冬はスキーもスノーボードもなんだってすぐ近くで出来ます。チョット専門的になりますが、川釣りやハイキングも家の庭先のようなところで出来るのです。空気は澄んでいておいしいし、温泉なんか腐るほどあります。女性の皆さんにとっては新鮮でおいしい野菜やフルーツだって都会で売るほどあります。これらを全て今の都会に住んでいる人が手に入れようとしたら、お金がいくらあっても足りません。だからみんながお金を取りたがるのです。それがタダのような手頃なお値段で腐るほど手に入れられるのです。人の(なさけ)なった都会の生活より、よほど人間らしい生活が出来るのではないでしょうか。そして生きるためストレスをいっぱい溜めて、満員電車に揺られ、楽しくもない上司の小言を聞いているより、頬をなでる風の音や(こずえ)でさえずる小鳥の声を聴いて、澄み渡った青空の下で出来たばかりの野菜や果物を頬張って談笑することなど、どんなにお金を払っても得られるものではありません。チョット声をかければ袋にいっぱい歯ブラシやタオルを持って来てくれ、野菜や農作物を売るほど持って来てくれる人がいて、私が診療室に顔を出さなければ「先生はどうした?具合でも悪いんじゃないのか?少しは休んだほうがいいよ」と涙が出るほどうれしい言葉をかけてもらえる環境で、せがれと一緒に診療が出来ることなんて、世界中どこの国と比べてみても負けはしないでしょう。みんなの心を暗くしているコロナだって、私の所ではソーシャルディスタンスが1kmは優にある高原の街で全く心配ありません。団長の関口先生には悪いですが、移住先としても人気の高い長野県で住みたい町の第一位に私の住んでいる御代田町が選ばれました。ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの誕生した聖地だからでしょう。コロナは今の政府の下ではどうにもならないでしょう。一日も早く御代田町に引っ越して来てください。そして青空の下で小鳥のさえずりを聞き、そよ風を頬にいっぱい受けて生きていることを喜びましょう。 

2021528

 

医学博士・歯科医師 林 春二