2021.08.06 林会長のお便り

裕介先生、牟田さんこんばんは。

あつい暑い日が続きます。皆さん、お元気でしょうか。私は涼しい信州の夏を過ごしています。あと10日もすれば終戦の日が来ます。76回目になります。あの時の経験は筆舌(ひつぜつ)に尽くせないようなものでした。1939年に始まって6年間の苦難の日々でした。生きるか死ぬかの瀬戸際でしかも食料品にしても自由に買えるわけでもなく、多くは配給品でやりくりするしかなかったのです。電気も自由に使えない中で子育てをして生きるのですから並大抵のことではなかったでしょう。それと比べてみてください。今はコロナ禍で緊急事態が宣言されていると言ってもスパーで食料品を買うことは自由にできます。時間制限があるものの飲食店に行くこともできます。ただ酒類を自由に飲むことが出来ないこと、カラオケ店で自由に歌が歌えないこと、イベントに自由にいけないことなどを除けばほとんどできます。これらのいくつかの制約を受けるかもしれませんが、みんなで協力し合ってこの危機を乗り越えたら、いつもの日常が戻ってきます。ところが今のように、わずかな人が多少の我慢をしないで動き回ってしまうと、かつての日常はさらに遠のいてしまいます。色々あるかもしれませんがここはじっと我慢をしましょう。そして一日も早く普段の日々を迎えるのです。皆さんならできます。

東京、沖縄に続いて、神奈川、千葉、埼玉、大阪に緊急事態宣言が出されてしまいました。不愉快です。しかも政府は打つ手がないなどと言っています。ちょっと待ってください。国民の期待するPCR検査にしても耳を貸さなかったのは政府ですよ。そして飲食店の営業時間を短縮するだけでなく、お酒まで禁止して感染対策を打ち出したのは政府の皆さんです。その上4回目の緊急事態宣言を出したのも政府の皆さんです。そして国民の多くは現在の状況でオリンピックは無理、延期するか中止した方がいいという意見が過半数を上回っていたのに、安心、安全のオリンピックを開くといって開催したのは政府の皆さんなのですよ。誰が考えても無理だから最低でも延期した方がいいと言ってきたではないですか。それをいまさら打つ手がないなどというのはちゃんちゃらおかしいです。そんな中でも日本人アスリートは素晴らしい結果を残してくれました。 間違わないでください。良い結果が出ているのは政府の力でも組織委員会の力でもありません。アスリートのみなさんが頑張った結果にすぎません。むしろアスリートの皆さんはもっと楽しく国際貢献ができたのにと思っているかもしれないですよ。

今こそ2回目の特別給付金を支給して国民の皆さんに真剣に人流を止めてもらうことです。政治家の皆さんのいうことをみんなで協力しよう、と言ってもらえるように政治家は心から訴えるのです。第3、第4の特別給付金を支給しても構いません。徹底的に国民生活を支えるのです。消費税も景気が浮揚するまで停止してください。それがコロナ感染症を乗り切る最良の方法です。すべての国民が同じ条件で同じ保証を受けて喜びますが利権(りけん)に結び付けたい政治家の皆さんだけが賛成しないでしょうね。

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医学博士・歯科医師 林 春二