2021.11.19 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは

 

秋も深まり、私の地元栃木県那須では今が紅葉シーズン()只中(ただなか)。週末になれば昨年の緊急事態宣言下とは比べ物にならないほどの人達が観光に訪れています。

ここ数週間を見ると全国的に新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあり、私の栃木県でも一日に2~3人程度の数まで減少いたしました。

政府は3回目のワクチン接種を開始しようとしていますが、これが功を奏し「with コロナ」の生活スタイルが確立することを願いたいですね。

しかし、決して油断は禁物です。これからはインフルエンザにも注意しなければならず、引き続き感染予防対策は必要です。

そんな少しずつ日常の生活を取り戻しつつある中、先週の日曜日には私たちのハロアルボランティアにも歯ブラシやマスクなどのご協力をしてくださっている、歌手の「島谷ひとみ」さんが、全国ツアーで那須にいらしてくださいました。今回はチャペルでの小規模なコンサートをメインにされているようで、那須ではとても人気のある「セントミッシェル教会」という森の中の幻想的な教会が会場となりました。私も家族やスタッフ、友人らと出かけましたが、静かな森の中にひっそりと佇む中世ヨーロッパの教会をモチーフにしたチャペルと、島谷さんの澄んだ甘い歌声がとてもマッチしていて、久しぶりに楽しいコンサートを堪能させていただきました。コンサート中のMCでは、ハロアルボランティアのことにも触れて下さり、来場したお客様たちにも物資の呼びかけまでして下さいました。私の娘などは今まで一度もアーティストでもあるキョウヤやシンギに興味を示さなかったのに、いっぺんに島谷さんのファンになり、Tシャツにサインまで書いてもらいとても喜んでいました。

今回コンサート中、島谷さんも言っていましたが、エンタメ業界だけではなく、まだまだ沢山の業種がコロナの影響で大変な思いをしています。その中でもみんなが知恵を絞り合い、我慢と努力を重ねて何とか生きていこうと努力をしています。

しかし、最近の報道では新たな政権が発足し、いよいよこれからと言う時に、政治家の「文書通信交通滞在費」の問題が話題になりましたね。何やら領収書もいらず1日でも100万円支給されるという、全て国民の税金にもかかわらず、政治家による政治家のための夢のようなお小遣い制度が問題になっています。そしてそれが発覚すると、寄付というお決まりの言葉で雲隠れするというパターンや、どこかの新選組の議員などは「政策実現には全然お金がたりない」といって「活動費」と「経費」の根本的な違いさえ理解していません。祐介先生、質問していいですか。国会議員という方々は本当に本気で国民の為に命を懸けて頑張ろうと思っている方は何人ぐらいいるのでしょうか。

 

 

20211119日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人