2022.02.18 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さん、こんばんは

 

今朝、カーテンを開けると外は一面銀世界。テレビをつけると栃木県北部には大雪警報が出されており、まだまだ寒い日が続きますね。

さて、祐介先生。先週はハロアルボランティア現地活動延期スペシャルに呼んでいただいてありがとうございました。

久しぶりに会長の林先生にもお会いすることができました。とてもお元気そうで何よりでしたが、お話しが始まるとハロアルボランティアにかける情熱が更に増しており、私もあなたも久しぶりのイズム注入に思わず放送事故のように黙ってしまいましたね。

例年ならば今頃フィリピンの現地活動から帰国し、興奮冷めやらぬ日々を過ごしていることでしょう。私も各支援団体、学校などにお礼状やご父兄の皆さんにお手紙を書いている所でしょうか。また、各担当者は1か月後に開催される現地活動報告会の準備にとりかかり、毎日忙しい思いをしていることでしょう。しかし、今年もコロナ禍の為活動が延期となり、胸にポッカリと穴が開いたような気持ちになるのは私だけでしょうか。

以前の放送で祐介先生は「次に出会うハロアルの仲間のことを考えると楽しみに思う」

と言っていましたが、私も全く同感です。

恐らく、今後、海外でこのような医療支援を行う際、新たな制約や許可など、多くの

申請が必要条件となるでしょう。勿論、最終的には自己責任における様々な判断も必要になります。そんな中、それでも参加をして下さり、共に活動を行う、まさに「同志」とも呼べる存在は、また新たなハロアルの歴史になるに違いありません。そう思うと、本当にワクワクしてきますね。しかし今までの私たちの経験上、こういう時に限って。愛知の加藤先生などは「僕は今回はちょっと・・・。」とか言いそうですよね。

さて今、政府は観光目的以外の外国人の新規入国の規制を緩和すると発表しました。

理由はオミクロン株の感染拡大のペースが減少し始めているからだそうですが、経団連の鶴の一声におもねり、国内で本当に苦しむ生活困窮者の救済などはもはや絵空事です。

子供たちの教育現場も悲惨です。学校に通えず、運動も部活もできず、大会や練習試合さえもできません。2年前、初めて感染拡大の波が来てからなんら目立った変化のない政治の対応には本当に嫌気がさします。社会的立場の弱い子供たちや経済的に困窮し、今救いが欲しい人たちの声など、政治家の先生方には届かないのでしょう。

ラジオと言う発言としては不謹慎かもしれませんが、ここ数年の自民党政権による政治を冷静に見ていると、本当にこのままで良いのかというある種の恐怖さえ感じます。

祐介先生、是非機会があればこのハロアルレディオに政治家の方をゲストに呼んでいただき、あなたの全く忖度しない、容赦しない、いつものグイグイトークで色々とお話ししてもらってはどうでしょうか。

2022218日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人