2022.03.18 林会長のお便り

祐介先生・牟田さんこんばんは。

 11年前に起こった東日本大震災のこと、ロシアのウクライナ侵攻のこと、16日の夜1134分に発生した震度6強で福島県沖で発生した地震のこと、317日に成人を迎えた愛子様の記者会見のこと、今日から入る春のお彼岸のこと、書くことがいっぱいです。

 先週はロシアがウクライナに侵攻して国会で行われたロシアの侵略非難に対する決議に対して、れいわ新選組だけが反対して全会一致にならなかった理由を調べて書きました。やっているふりをするのではなく、さすが日本と言われるように世界から見ても素晴らしい決議をして欲しいです。私は今回のれいわ新選組の行動に賛成します。その件が何故3.11大震災に優先したかというとロシアのウクライナ侵攻は今まさに起こっていることで3.11大震災は大きな被害だったけれどもこれからもずっと語りつないで二度とこうした震災で尊い命を奪われないようにしていかなければならないと思ったからです。

 私達日本人は勤勉、優しい、美しい自然に恵まれている、努力家、教育が行き届いているなど賞讃されることが多いのですが、その反面熱しやすく冷めやすい、すぐ忘れるなどと指摘されることも少なくありません。そういうことからも3.11大震災は事あることに話題に上げて、語りつないでいくことが大切だと思います。この地震で2万名近くの人の命が奪われ、しかも11年も経っているのに1,500名の行方不明者がいることなどを考えて、かたときも忘れることがあってはならないと思います。春の彼岸に近い3.11にこの大震災が起こったことも過去から現在に引きつがれ日本という国の(いしずえ)になって下さった多くの先達に思いを()せなくてはならないと思います。そしてその様の霊に廻向をたむけるのがお彼岸す。亡くなられた人達の人徳をたたえ、生前に見せてくれた素晴らしい生き方を皆さんで語り合って下さい。それが一番の廻向になるのだそうです。

 昨日は愛子様が成人になられて記者会見をしました。愛子様はか弱くて、いつもふし目がちな方だと思っていたら、にこやかに笑顔でしかも堂々と話されている姿を見て青年皇族になられて頼もしく感じました。これからのご自身の決意を「精一杯務めさせていただきます」と力強く話されました。これからのご活躍をお祈りしております。

 ここ数日温かい日が続きましたが今日からまた寒さがぶり返すようです。しかも東日本では雪が降るようですから地震の後の地割れ、ひびが入っているところに更にダメージを与えられないように祈っています。

 私自身も形にとらわれず、心の底から誠心誠意ことにあたることを心掛けて日々を送りたいと思います。

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医学博士・歯科医師 林 春二