2022.12.02 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは

 

ゴーーール!!!ゴーーール!!ゴーーーーーール!!!!!

やりました!!!若き侍たちがドーハであの無敵艦隊スペインを撃破しました!!

いやいや祐介先生!なんちゅう幸せな寝不足なんでしょうか!

サッカーワールドカップ、死の組と言われた日本の予選、こんな劇的な結末を誰が予想していたでしょうか。強豪ドイツに勝ち、まさかのコスタリカとの敗戦、そして崖っぷちに立たされた日本の相手はあのスペイン。誰もが心のどこかで下を向き始めた時、侍たちは決して諦めず、自分たちを信じ、まさに日本人の魂と誇りをかけて見事勝利してくれました。

4時、さすがに中学生の娘は寝ており、息子は高校の同級生らと集まって仲間の家で宿泊応援に出かけてしまった為、私は家内と二人で自宅にて応援していました。

しかしこれが大変で、あまりルールをしらない家内はキーパーがダイビングセーブでピンチを救っても、「ほんますぐ倒れるやん」とか、たまにバックパスなどをすると、「なんで後ろに蹴んねん、ゴール逆やろ」とか、聞くに堪えないツッコミを連発します。そんな中、本当に素晴らしい試合をしてくれましたね。決戦の前に君が代が流れ、会場には多くの日の丸が見えました。そして選手たちは左胸に刻まれた「八咫(やた)(がらす)」を何度もたたき、戦いに挑みました。あの八咫烏は日本を統一した神武(しんぶ)天皇を熊野から大和(今の奈良県)橿原(かしはら)まで道案内をした神様の使いとされています。また、平安時代には蹴鞠(けまり)の名人と言われた藤原成道という貴族が蹴鞠上達のために何度も熊野(くまの)(もう)でをしたことから、日本サッカーの未来を導く道標となるためにこの八咫烏が日本代表のシンボルとなりました。さあ、次は決勝リーグ、若き侍たちは私たちをどんな未来へと導いてくれるのでしょうか。選手たちには是非、世界最高峰の舞台を存分に楽しんでもらい、頑張って欲しいと思います。

さて、祐介先生、私たちも頑張らなくてはいけませんね。明日土曜日はハロアル会長林春二先生を中心とした症例検討会「飛翔会」の勉強会が私の地元栃木県那須で私の医院が主幹となって開催されます。現在のコロナ感染拡大の懸念はありますが、しっかりと準備をして1年間の自分たちの治療の総括、そしてこれからの患者さんのために皆で学び合いたいと思います。今回はハロアルでもお馴染みの岡山県の木本先生や愛知県の加藤先生も今夜から私の町に前泊をして気合十分です。

日本代表が素晴らしい活躍で多くの人達に勇気と感動を与えてくれましたが、私たちも歯科医療という舞台で目の前の患者さんのために誠心誠意尽くして、先生に診てもらって良かったと言っていただけるよう頑張りましょうね。

 

2022122日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人