2023.01.20 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは

 

今日はとてもまじめなお便りです。

祐介先生、「賛否両論」という言葉がありますね。世の中には様々な考え方が存在し、お互いそれぞれの主張はあれど、歩み寄り、理解し合いながら、時には片方が折れ、時には同調し、そして互いの意見の相違から新たな解決策を見出す。これこそが平和的な民主主義の在り方であり、人間社会の根幹でもあります。しかし、全てがそのように丸く収まるわけではありません。この賛否両論の中には実はもう一つの解決策「100%片方が我慢をする」場合もあるのではないでしょうか。私はその最たるものが「映画館のポップコーン説」です。私は今年の正月休みに息子と二人である映画を見ました。それは私の漫画大好き人生で生涯見るべき漫画100選にも選んでいる、今話題の「スラムダンク」です。映画の内容はここでは控えますが、いやいやは本当に感動しました。内容や描写は勿論の事、その音響の使い方も見事でした。特に最後、結末を迎える試合のシーンの数分間、全く音がならない「無音」がより臨場感を高揚させ、劇的な感動を呼ぶのです。しかし!!!そこで登場するのがあのポップコーンなのです。

祐介先生、そもそも映画館にポップコーン要ります?勿論問題は食べる時のマナーですが、一番気になるのは絶対ここでは食べたらダメだろうの瞬間食べる人と、口に入れてしまい、仕方なく音がしないように口を閉じてゆっくり食べるあのモニョモニョ音!

それが聞こえてくるのですよ!そして一度聞こえるとそれが気になってしまうのです。そしてついに事件は発生しました。最後のシーン、静まり返った館内に無数に聞こえるモニョモニョ音。申し訳なさそうではありますが、それが気になるんですよ!ポップコーンは元々1885年に移動可能な機械が発明されサーカスなどのエンターテイメントの場に持ち込みやすくなりました。しかし当時はまだ無声映画だった為字幕を読む必要があり、集中力を()がれることから禁止になる所もありました。それが1929年、世界恐慌が起こり人々は世の中に悲観し、より娯楽を求めて映画館に足を運び始め、そこから安く手に入りちょっと贅沢なポップコーンが映画館に普及し、現在となったのです。

祐介先生、私は大人です。しかも平和的な民主主義を誰よりも望むハロアルの団長です。一言注意したいがその瞬間も映画は進みますし、そしてあまりにも大人げないでしょ?。

もうお分かりですね。私はもう一つの解決策「100%片方が我慢をする」を選んだのです。私は感動といらいらの中息子と映画館を後にしながら私の思いを息子に話しました。するとやはり我が子でしょうか、彼もまた同じように気になっていたようですが・・

彼が一言言いました。「お父さん、僕が一番気になったのは映画が始まった途端にポップコーンを床に全部落としてこぼしたお父さんだよ・・。」

 

祐介先生・・今度は注意しながら静かに食べることをお約束します・・。  

      

2023120日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人