祐介先生、牟田さんこんばんは
いやいや、すごい雪！すごい寒さ！10年に一度の大寒波は伊達じゃなかったですね。
報道ではこの大雪により亡くなった方もいらっしゃるようで、ピークは過ぎたとは言えまだまだ注意しなければなりません。
祐介先生の東京はどうでしたか。私の地元栃木県那須は24日火曜日の夕方から次の日の夜中まで丸一日半、雪が降り続き、久しぶりに町中が銀世界となりました。
最近の天気予報は本当に凄いですね。勿論、100％ではありませんが、私の町に限っては正にピンポイントで予報があたりました。
しかし、一言天気予報に物申していいですか。今、テレビをつけたらそれこそ朝から晩までどの局も天気予報を流さない所はありませんね。昔は晴れのち曇り時々雨ぐらいでしたが、今では風の向きや強さ、波の高さ、おまけに洗濯物の干すタイミングや着て行く服装までアドバイスしてくれます。海外でテレビをつけていても、ここまで事細やかに天気関連の情報を流しているのを見た事がありません。つまり、我が国の天気予報は世界でも類を見ないきめ細やかさと、様々な情報を常に国民に伝えてくれる世界一親切で優しい情報番組と言えるのではないでしょうか。天気どころか雨雲レーダー、雷、風、波、そしてどれくらい理解している人がいるかわかりませんが、気圧を示す等高線まで教えてくれます。しかし、一言いいますよ。問題は天気図です。洗濯物や着る服まで教えてくれるのに、何故、「さて全国の天気図を見ていきましょう。」と言った後に出てくる図が東京の上に出るのが仙台なのでしょうか？埼玉、栃木、福島を飛び越えいきなり仙台って・・。私たち栃木県民はどの天気を見ればいいのでしょう。東京は晴れ、しかしその上の仙台は雨、じゃあ栃木は？？
これほどまでに親切丁寧な天気予報が、この天気図だけ、ものすごく冷たく弱者に対し、いや、地方に対して全くの優しさを感じないのは私だけでは決してないはずです！
勿論、「それでは関東の天気を見ていきましょう」のコーナーでは栃木は出てきます。
しかし、それも宇都宮まで！那須を予報してくれている番組は皆無です。そして、時たま那須の天気が全国的に出ると、なぜか嬉しくなってしまう自分が情けない！
今回の寒波では特に日本海側や山陰地方で渋滞によって何時間も車中や電車内で過ごされた方が大勢いました。仕事などでどうしても移動しなければならないのは分かりますが、やはりこのような時はなるべく外出せず、まずは身の安全を優先しなければなりませんね。まだまだ寒さは続きます。どうぞ皆さんお気をつけてください。
それにしてもたまには東京や大きな都市ばかりではなく、全国のもっとコアな地方の天気を流してもいいと思いますよ。誰かがそれを見て、ふと故郷を思い出す、そんな優しい天気予報も面白いかもしれません・・・。
2023年1月27日 ハローアルソンフィリピン医療を支える会 団長 関口敬人