祐介先生、牟田さんこんばんは
連日なんという暑さでしょうか・・・。
朝、車で出勤するとき、既に車内の温度は33度・・・。日中は35度、38度ともはや私の地元栃木県那須は避暑地ではなくなりつつあります。
先週の放送では全国で川や海、プールなどでの水難事故の話をされていました。これだけの暑さですので、家族や友人たちと〝涼″を求めてそのような場所に行かれるのは分かりますが、普段から川や海に触れあわない人たちにとって、たとえ浅瀬や流れの無いトロ場でも、一歩間違えれば本当に危険です。
私は子供の時から毎日のように川遊びをしていました。そして今、祐介先生らと鮎釣りを趣味とし、休みのたびに川に行きますが、どんな時も心掛けているのは「川は恐れず侮(あなど)らず」。決して自分の力量を過信せず、安全に楽しむことです。
私の地元、那珂川でも既に2名の方が亡くなっています。そして毎年のように他県からバーベキューや川遊びに来られる方たちが事故に合っています。どうぞ、皆さん、楽しい夏を過ごすにはまずは安全第一、そして決して飲酒をしての川遊びはしないでください。また、最も危険なのは循環流といって、川の本流の流れが大きな岩や反り出た岸壁にぶつかり、流れが逆流している場所です。川での事故の大半はこの循環流で起きます。そのため、特に子供たちにはしっかりと、〝かかと″まで踏ん張れるシューズとライフジャケットの着用は必須です。暑い夏が続きます。那須には沢山のキャンプ場や川遊び、管理釣り場があります。どうぞお越しの際は十分気を付けて、大自然那須を楽しんでくださいね。
さて、祐介先生、来週の月曜日は急遽、マニラに行くことになりましたね。突然の会議に協力して下さってありがとうございます。
来年の活動にむけて大まかな概要を決定するために行くわけですが、今回はハロアル史上初の試みとして深夜便を利用し、3日間の医療活動を行います。しかし、祐介先生、こういう時に性格が出ますよね。先日、愛知の加藤先生から連絡があり、3日間の医療活動は体力的に心配なので初日は少し早く切り上げるのはどうだろうか、という、「まだ見ぬ未来に既に弱音を吐くという」ネガティブ案を出してきました。私は言いました。「まず、体力が心配なら体力をつけることが先だろ!歩いてもないのに転ぶ心配する奴がいるか!」と激を飛ばしました。加藤は昔からそういうとこあるね。しかし、今回は間違いなく体調管理が今まで以上に重要です。あなたのように熱量で何でも乗り切るタイプ以外の方たちの意見をしっかりと聞くことも現地統括責任者の大切な仕事ですよ。
現在、すでにOGの参加や今年参加をした高校生も再度参加を希望してくれています。
私も来週、弾丸マニラ会議でしっかりと準備をして行きたいと思います!
2023年7月28日 ハローアルソンフィリピン医療を支える会 団長 関口敬人