2023.12.22 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは

 

1222日、今年ものこり10日あまりとなりましたね。

私の地元栃木県那須は朝からとても寒く、車の窓は真っ白く凍り付くほどです。しかし、毎年感じますが、私の子供の頃から比べると本当に雪が降らなくなり、とうとう私の地元のスキー場が一つ今シーズン限りで閉鎖することになりました。

このスキー場は私の家から車で40分ぐらいの場所ですが、昔から地元だけではなく

首都圏からも多くの方が訪れていました。

私の医院にも患者さんとしてスタッフの方が来られていましたが、あまりにも積雪量が少なく、バラつきがあるので人工雪の設備費や管理費、そして年々上昇する燃料費や物価高も大きく影響していると嘆いていました。かと、思えば、今日、日本海側は大変な大雪です。異常気象なのか地球温暖化なのか・・・

もしこれが私たち人間が発展と言う名にもたらした結果であるならば、本当にみんなが真剣に取り組まなければなりませんね。

さて、私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアもいよいよ来年27日の現地活動出発が近づいてまいりました。今年は全国から101名の皆さんが参加してくださり、内、高校生が37名参加をします。その中でも既に社会人となり、また、大学生になった、過去ハロアルに参加をしたOBOGの子たちが9名参加をしてくれるのは本当に嬉しい限りです。

現在各支部では冬休みに入った高校生たちが出発前の事前研修に来ていることと思います。私の支部では先日から101名の皆さんが日本から飛行機でマニラに行く際、自分の手荷物以外に、各自一つずつ「10キロ」に梱包した物資を手渡す、「10キロ物資」を作り始めました。今回は80袋、のべ800キロの歯ブラシやタオル固形石鹸などを当日輸送します。私の医院のスタッフ、そしてこれから高校生たちが時間を見つけながら

保管倉庫から物資を一つひとつ袋詰めしていきます。また、器材係の岡山県木本先生より、毎年船便で送っている器材、材料がもしかすると2月の活動に間に合わないかも知れないと連絡をもらった為、急遽、今回は全ての器材を私の医院から手荷物で現地まで運ぶことになりました。

昨日は私の地元の社会福祉協議会、そしてここから1時間以上離れている那須烏山(からすやま)高校という学校のボランティア部が1年間集めてくれた歯ブラシやタオルをもってきてくれました。沢山の物資が集まり、それをみんなが協力して運んでくれる。そう思うとやはりハロアルの素晴らしさはみんなが支え合って自分にできることを一生懸命やるところだと痛感します。

私もしっかり準備をしていきたいと思います。

 

20231222日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人