2024.03.15 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは

 

祐介先生、火曜日は大変、大変お世話になりました!!

312日の火曜日は私の50歳の誕生日でした。23日前にあなたから電話をもらい、

「おい、関口、どうせ家族も祝ってくれないだろうから、俺お前の所に行ってやるわ」と仕事終わりにすぐに新幹線に乗り、私の地元栃木県那須までやってきました。

私の家では家内が唐揚げを揚げており、娘も学校から帰ってきて、しかも大学から息子が帰省していたので、特に寂しいわけではありませんでしたが、わざわざ東京からあなたが来てくれるので、半分楽しみ、半分複雑な気持ちで駅に迎えに行きました。

私は事前に私の先輩が営む地元でもとても有名なBARに連絡をし、火曜日はちょうど定休日だったのですが、あなたが来るというので特別に貸し切りで店を開けてもらいました。

いやいや、祐介先生、あなたからあれほど嬉しい誕生日プレゼントを頂けるとは!

私はウイスキーがとても好きなのですが、50歳の記念すべき日にとても貴重なスコッチを頂きました。しかし、あなたは「アホか。これがプレゼントやと思うなよ。本命はこっちや」と、DIPLOMATのボールペンをくれました。私が色々な所で原稿や手紙を書くことを知っててか、とても書きやすくそして50歳のオヤジにふさわしいシルバーのボールペンです。あまりにもツボを付いた誕生日プレゼントに、私は「おい、祐介、お前、俺を口説こうとしてるのか?」と言ったほどです。

そしてその後は私の先輩や後輩たちと、これまた美味しいお酒を飲み明かしましたね。

13年前、まだ子供たちが幼稚園だったころ、311日に東日本大震災が発生し、

多くの方が犠牲になりました。私も誕生日どころではありませんでしたが、停電の中、ロウソクの火を灯しながら、子供たちを抱きしめ小さなケーキを皆で食べました。

私はその時、自然災害の恐ろしさと、日ごろ毎日何気なく暮らしていることの有難さ、そして実は生きることさえ本当は当たり前ではないことを子供たちに話し、自分たちにできることをやろうと家族で話し合ったのを今でも鮮明に覚えています。

あれから13年。50歳という節目にこうしてあなたと楽しく時間を過ごさせてもらえることは本当にありがたいことです。

50にして天命を知る」と言いますが、私の天命とはいったい何でしょうか。

そう考えるととても難しいですが、もしこんな私にも神様が天命を与えているのであれば、歯科医師として患者さんの大切な歯を誰よりも大切にし、私たちの恩師でもありハロアルの会長林先生が私を導いてくれたように、いつかハロアルのバトンを次に渡す日まで、常に噓偽りのない活動と情熱を持ち続けたいと思います。

来週22日金曜日はハロアル報告会前夜祭としてラジオにお邪魔します!どうぞよろしくお願いします。         

2024315日 ハロアル 団長 関口敬人