2024.05.24 林会長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは。

 

放送で祐介先生が小学校の時には全員が友達だったものが、年と共に付き合いが深くなり少なくなること。出会いは点と点を結ぶ線のようになっていく話をしていました。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは4つの大きな柱でやっています。これは初めての人やこの活動を知ってもらうためのものですが、実際にこの活動をやっている人たちには今の自分よりさらに立派な社会人になってもらいたいという思いがあります。話しやすい人、優しい人、親切な人は怒りっぽい人、気持ちよく相談に乗ってくれない人からすればよく思われます。

しかし私たちのようにボランティアをしていると全員がそういう人ではないと思うし、実際大変な人がいないわけでもありません。ですから、私達は太陽のように相手がどんな人でも気持ちよく接しられる、というより誰からも喜ばれる人になってもらうトレーニングの場と捉えてもらっても良いくらいです。

人生はやり直しの効くトレーニングの場だと言えます。しっかりやろうと思えばそうなのですが、明日明日と言っているうちにそれもできない年になってしまいます。しかしハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは20年にわたって活動していますが、一年一年一区切りをつけるための活動報告書をまとめ、必ず報告会を開いてその年に協力してもらった人たちにその年の状況を報告し、翌年の活動に協力してもらえるように呼びかけています。

その年の参加者は全体会議に出てもらって、この活動でやってきたことを聞いてもらってハローアルソンが目指しているフィリピン医療活動の目的や、この活動に参加してもらった人たちにできることをお願いして、27日、出発するまでに準備することや歯ブラシ、タオル、石鹸を集めてもらうことを課せられます。一般参加者はそういうことに協力するだけですが、関口団長やせきぐち歯科医院の皆さん、祐介現地統括責任者やいまにし歯科診療所の皆さんはこの活動で使うさまざまな資料を作ってくれて、参加する人たちが34日の活動が無理なく安全に終了するために様々な準備をしてくれています。これが一般参加者にはない修行になるのです。

こうして一年をかけてしっかり立てた計画に20年の経験に裏付けされたことをやるのですからボランティアが成功しないわけがありません。参加した皆さんは周りの人に歯ブラシ、タオル、石鹸を呼び掛けることや、報告集を買ってもらうことをお願いされますが、その結果が新しい仲間を作り、協力してもらった結果が今の活動なのです。

そして周りの人が協力してくれるのは参加した皆様が太陽のような存在になっているから協力してもらえているのです。

2024524

 

医学博士・歯科医師  林 春二