2026.05.02 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは

 

祐介先生、先日はお疲れさまでした。

428日、私と祐介先生、そして岡山県の木本先生の3人は私達ハローアルソン

の現地パートナーでもあるマニラ・ラハ・ソライマン・ロータリークラブの設立50周年記念式典に招待され急遽マニラに行って参りました。

4月のフィリピンは初めて訪れましたが、気温約40度。凄まじい暑さでしたね。

さて、祐介先生、記念式典はどうでしたか?はっきり言って凄いの一言でしたね。

会場はマニラ市内の大きな中華レストランですが、レストランというよりも体育館ぐらいの規模でいわゆるホテルの大きな披露宴会場と言った方がよいでしょう。

参加者は約650人。全てのラハ・ソライマン・ロータリークラブのメンバーと海外からは韓国、台湾そして私達がゲストとして招待されていましたが、ロータリークラブとしてではなく一、活動団体としては私達だけでした。しかも座席は2番という最も上座に位置する所で、左にはクラブの設立者たち、右にはマニラ市副市長、警察署長、政治家などの役職のある人たち。その間に私と祐介先生、そして木本先生の絵ずらですから、知らないメンバーが見れば「だれやねん」という雰囲気でしょう。

しかし、式典が進み各部門の活動の歴史が紹介される中、私達ハローアルソンのこれまでの歩みが目の前の大型スクリーンに映しだされると会場からは大きな拍手が鳴りました。そして、来賓や各代表のスピーチがありました。私も当日1時間前に現地リーダーのリッキーから言われたばかりでしたが、こんなこともあろうかと一応日本から準備をしていったので事なきを得たと思います。

今回、ハロアルの活動がいかにフィリピンで浸透しているか。そして沢山の団体が一緒に活動をしたいと希望しているかを改めて感じました。また、ロータリークラブは世界的な活動団体ですが、私達のような一、民間の医療チームと20年もの間継続的に支援活動を行うことがどれほど困難で意義深いものなのかが理解できました。

私達のテーブルの周りにはいつも人だかりができ、トイレに席を立ち、会場を歩くだけで沢山の人達に呼び止められます。私自身、毎年毎年、会長林先生に教えられたことを守りながらハロアルの精神を忘れず自分にできることを精一杯やりながら歩み続けてきただけですので、このように振り返りながら自分たちを評価することはありませんでした。しかし改めて現地でこれほどまでに喜んでいただけるようになったのも、この活動を支えて下さる全ての皆さんのお陰です。心から感謝申し上げます。

会場ではリンペイさんに久しぶりにお会いしました。彼は御年90歳。現地クラブ初代のリーダーです。林先生の体調をとても心配しておられましたが、最後にリンペイさんがこう言ってくれました。「私の命がある限りあなた達を支えていきます」嬉しい限りですね。             202552日 ハロアル 団長 関口敬人