2025.07.18 林会長のお便り

祐介先生、牟田さん、リスナーの皆さんこんばんは。

 

この原稿を書いている段階では、梅雨明けの発表はありませんけれども、もしかすると今日の午後には関東は梅雨明け宣言があるかもしれません。それにしても暑いですね。くれぐれも熱中症には気をつけて頑張りましょう。

関西から西の皆さんは大雨で大変ですが、天気情報に注意して、くれぐれも被害を受けないようにしてください。といっても天災ですから気をつけようがありません。万が一被災された場合には国の補償がしっかり受けられるような制度にしてもらいたいと思います。

そのためには、今がちょうど参議院議員選挙の最中ですからこういう福祉をしっかり考えてくれる政党に1票を入れたいものです。その他にも今回の選挙の公約で大切なものに憲法改正に踏み出すかどうかと言う問題もあります。自民、公明、立憲、国民、維新などは憲法改正派です。人気絶頂の参政党は「創憲」と言って新しく憲法を作ると言う考えです。憲法上はクーデターと同じですから特に注意しなければなりません。れいわ、社民、共産は現在の平和憲法を守ると言う立場です。命を大切にするという立場からはこれが一番です。世界的に見ると、ロシアがウクライナに侵攻、イスラエルがパレスチナに、またイスラエルはイランに先制攻撃、これにアメリカが協力するなど軍事力が行使されています。この軍事力でたくさんの尊い命が失われました。そして多くの建造物が破壊され使用できなくなりました。これで平和が取り戻せたとしても失われた命は戻ってきません。復興のために莫大な費用と時間が必要になります。誰が負担するにしても全く無駄な費用と時間です。この時間と費用を今までの上にかけたとしたらものすごく便利で生活がしやすい社会ができたのではないでしょうか?しかも尊い命を一つも失わずに悲しむ人を産まなかったのです。

こういう悲惨な状況を見なければわからないのですから人間というのは愚かだとしか思えません。政治家の責任は重いです。今だけ、金だけ、自分だけなどと考える人は国政に出るべきではありません。努力をしても報われない人に光を当てるために苦心してもらうことです。そのために努力してくれる人を選びましょう。この30年間で日本が世界から取り残された最大の要因は消費税の導入でした。世界有数の大富豪を作り出したかもしれませんがその日の暮らしにも大変な貧困者も作ってしまいました。日本の経済力はまことにいびつでドイツに抜かれて第4位に陥落してしまいました。もう一度消費税導入以前の税制に戻して世界第2位の経済力を取り戻しましょう。

戦いはダメです。軍事力で国は豊かになりません。日本人は豊かな感性を持っています。しかも努力家で勤勉です。日本人の叡智を結集して世界中が羨ましがる国を作りましょう。

2025718

 

医学博士・歯科医師 林 春二