2025.07.25 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは

 

いやぁ~、祐介先生!!お疲れ様でしたね。今季初の鮎釣りはどうでしたか?

私の地元の仲間と祐介先生とで今回のお休みを利用し毎年恒例の新潟県関川村に鮎釣り釣行に行ってきました。新潟県を流れる荒川は日本屈指の鮎の川で有名ですが、

今年は猛暑でとんでもないことになっていました。連日の暑さと全く雨が降らない状況に、川は渇水となり、水の温度はまるでぬるま湯のようです。私達はなんとか場所を変えながら移動し、釣りを楽しみましたが、このまま雨が降らなければ鮎もさることながら、米どころ新潟に大きな影響がでるのは必須でしょう。米不足、値段の高騰、そしてこの異常気象。本当に心配ですね。

さて、そんな楽しい鮎釣り中、720日、参議院選挙の結果がでましたね。

勿論私達は期日前投票を終え、私はあなたと一緒に宿で選挙結果を見ていましたが、当然の結果なのか与党、自民党、公明党はしっかり議席を減らし過半数を獲得できませんでした。正に多くの民意が今の政権与党に多くの人が不満、不安を感じ、このままで本当に良いのか、という思いが結果に繋がったのです。与党は選挙前には過半数死守と叫んでいましたが、選挙が終わり大敗すれば今度は「比較第一党の責任がある」と新たな言い方を発明するのですから、彼らに本当に国民の声を理解する能力があるか(はなは)だ疑問です。ただ、選挙は結果が全てとは言え、あれだけ石破、石破と担ぎ(かつぎ)上げ、総裁選では全国の都道府県連が最も票を与えたのに、こうも手のひらを返し、やれ責任だ、やれ退陣だと言うのは少し違和感を覚えます。そもそも国民は石破総理にNOと言うより、与党にNOを突きつけたわけで、当選したから私はOKみたいな立ち

位置の物言いにあきれてしまうのは私だけでしょうか。そしてテレビなどではコメンテーターがこの結果を「お灸をすえる」と言う表現をしますが、それは違います。

お灸をすえると言うのは注意や(しか)りはすれど、どことなしに期待を込め、改善を望む意味も含みますが、この結果は単純に国民が「あなた達ではダメ」という意志表示です。ですから、野党も一丸となって政権を取りに行き、本当に国民の為の政策実現に取り組んでもらわなければ困ります。

国の代表、政治の代表を決めるにはそれぞれ様々な意見があるでしょう。もちろん自分たちの生活が最も豊かになることを第一選択とするのは当然です。しかし、これからの未来を担う子供たちがこの国に生まれて本当に良かったと思える国造りをするには自分たちの事だけではなく私達もみんなで少しの我慢をしなければなりません。

しかし、選挙特番をあなたと一緒に見るなんてなかなかない機会でしたからとても楽しい夜でしたね。これから本当に日本が変わるのか、はたまた、いつも通りの選挙だけのパフォーマンスで終わるか。私達国民もしっかり見て行かなければなりませんね。

2025725日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人