祐介先生、牟田さん、こんばんは。
昨日、太平洋沿岸地域の広い範囲で出された津波警報は大変驚きました。
カムチャッカ半島沖を震源とした大きな地震が発生しましたが、どれくらいの被害があったのでしょうか。日本でも漁業関係に被害がでたり、避難所に移動する途中に事故に合われお亡くなりになったかたもいたり、夏休みに入り多くの方が海やレジャーを楽しんでいる中、大変な被害がでました。
しかし、私の地元栃木県のように海がない県に住んでいますと、地震などの大きな揺れがない限り、津波に対する防災意識はとても低いのが正直な気持ちです。テレビをつけると日本列島の右側ほとんどに注意報、警報が発令されていたので、私はハロアル静岡支部の鈴木親良先生にすぐに電話をしました。すると彼は幸いなことにちょうど大阪万博に行っていましたが、実家のご両親は避難警報が出ている地域のため、既に高台の避難所に行かれたと言っていました。
テレビでは川を逆流する映像が流れていましたが、地震のように予知が難しいものばかりではなく、台風や落雷、大雨などは事前にある程度の予測ができます。これから更に暑い夏が続き、台風も多く発生します。どうぞ皆さんお気をつけください。
さて、祐介先生、いよいよ8月に入りましたね。
私達ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアも会のホームページで来年2月に私達と一緒に現地で活動をしてくださる医療従事者の皆さん、一般の方、そして高校生の募集をしています。歯科医師の募集期日は歯科医師免許の登録の関係上、8月9日来週の土曜日までとなっております。一般、高校生の募集期日は9月20日土曜日までです。皆さんのご参加をお待ちしております。
そんな中、先日、東京支部こばやし歯科の新井先生が所属するロータリークラブから私達ハローアルソンに240万円相当の各種器材や器具を購入する募金をご協力いただきました。私は連絡を受け、多額のご寄付に驚きました。今年の3月、私は新井先生が所属するクラブの30周年の記念講演をさせていただきました。実はこの講演は私ではなくハロアル会長林先生にご依頼がきていましたが、先生が2月の活動後胃癌の手術をされたため、急遽私がさせていただきました。新井先生はこの寄付が決まったのは講演のお陰と言ってくれましたが、それは全く違います。彼が今まで一生懸命コツコツと積み上げてくれたからです。今まで「先生」という立場で物事を見がちになっていた時にハロアルと出会い、素直になり、一人の人間として成長をし続けた結果です。来年、新井先生は今度は次女と一緒に参加をしますと連絡をくれました。
来年は20周年となります。私も新井先生に負けないように一生懸命頑張ろうと思います。
2025年8月1日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人