祐介先生、牟田さん、リスナーの皆さんこんばんは。
新島の学校での講演ご苦労様でした。祐介先生と関口団長の話はとても良かったと思います。私もお二人と一緒の講演会に何年も、数え切れないくらいたくさん経験していますので、その日の内容がわからなくても、2人が話す姿が目に浮かんできます。特に埼玉県の本庄市の隣町でやった神川町での講演は圧巻でした。お二人が何年もかけて実際に汗水流して積んできた体験談ですからどんな人の心にも迫って来ないわけがありません。さらにお二人の話は体験をしたというだけでなく、実際に100名以上の人たちが安全に出来るように相手の皆さんに喜んでもらえるようにシッカリ計画してくれてアリが這い出るほどの隙間もないのにその計画をこんなおいぼれの私に意見させてくれるのですから問題が出るわけがありません。「他山の石」にする気持ちが如何に大切かということだと思います。今のお二人なら何をしても問題が出るはずはないのにお二人で話し合って今まで以上に喜ばれるように計画するだけでなく、さらにみんなに喜んでもらえるようにどんなに大変だったとしても考えているのですから上手くいかないはずがないのです。今の国会議員にお二人の考え方や、やり方を真似て欲しいです。こうしてお二人が第三者のためにという客観的な評価をするだけでなく本当の第三者が入ってさらに評価するのですから「石橋の上に杖」の上を行く慎重さに安全弁を加えたような活動ですから問題が生じるわけがありません。そういう話を聞く機会に恵まれた子供たちは本当にしあわせです。
つまりルーティーンをシッカリしているやり方は問題が起きないということになります。大リーグのロスアンジェルスドジャースで活躍している大谷翔平選手もバッティングゲージに入ると、3塁からホームまでの延長線上に自分の靴があるかどうか、バットを延長戦上に置いて確認しています。どんなときにもこういうルーティーンをすることによって、万が一スランプに陥った時にも容易にその原因をチェックできます。祐介先生と関口団長が今回講演してくれたことを聞いていなくてもわかるのは、この2人が常にハローアルソンフィリピン医療、ボランティアは常に自分の心を「無(む)」にして相手の意見を聞いているからです。これがあるときは反発したり、ある時は従ったりしていたのでは今回はどちらだったのかわかりません。そういうことからも、常にその人の「芯(しん)」になるものが大切なのだと思います。それが思いやりの心です。
2025年9月19日
医学博士・歯科医師 林 春二