祐介先生、牟田さん、こんばんは
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、少しずつ夏の猛暑も和らぎ、私の地元栃木県那須では朝夕が肌寒くなってきました。今週末は再び暑くなりそうですが、もう秋の訪れが近くなってきましたね。
この「暑さ寒さも彼岸まで」と言う言葉にはもう一つ使われ方があります。それは
「辛いことも時間が経てばいずれ去る」という意味です。しかし、今の日本の国難は時間が経てばどうこうなる問題でもなく、むしろもう待ったなしの状況ですね。
今、世間では自民党総裁選一色です。はっきり言いますがオールドメディアと言われるマスコミの世論の印象操作は目に余るものがあります。不正確で不確実なデータをあたかも正しく世論の代表のように放送するのはいい加減やめるべきです。
マスコミが言う、一番有力な候補がいますね。正直、私の周りでその方を推す人は誰もいません。と言うよりもその名前を一度も聞いたことがありません。むしろその方が万が一、次の総理になったら日本は完全に沈没すると私は思っているぐらいです。勿論、自民党総裁選は党の国会議員とその党員によって決まるので私達のような者は無関係です。しかしそれをあたかも世の中の意見のように報道するマスコミをみていると、むしろそちらの方が何か都合が良いのではと勘ぐってしまいます。
国会議員は選挙になれば勝たなくては意味がありません。そのためにいわゆる自分たちが選挙に勝つ「顔」を選ぶのはわかります。しかし、その「顔」が最終的にはこの国の「顔」、私達の生活や未来を引っ張る「顔」になってしまう制度なわけですから、自分たちの保身ばかりを考えるのではなく、この国のために誰が最もふさわしいか、それを一人一人が信念を持って投票するべきです。いつまで料亭で隠居した政治家や何の国益ももたらさなかった元総理に伺いをたてながら政治をしているのでしょう。
私達も考えなければなりません。景気、経済も大切です。コメの値段、物価高騰、ガソリン税も大切でしょう。しかし、選挙公約では、党の最優先課題、一丁目一番地と何十年も言い続けている北朝鮮の拉致問題など一行に進展しないじゃないですか。選挙の時だけいいことを言って、ふたを開ければ最優先すると言っている課題さえ解決できない政治に何の希望を持てというのでしょう。
それでも私達はこの国から逃げることはできません。ほとんどの日本人がこの国で生きて、この国で死ななければならないのです。だからこそ、本当にいい加減、国民の声を聞き、国民の苦しみを救い、私たちがやっぱり日本って素晴らしいと心から思える政治を本気でやって頂きたいと願うのは私だけではないはずですが・・・。
2025年9月26日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人