2025.10.03 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは

 

季節は10月に入りましたね。私の地元栃木県那須では日に日に涼しくなり、とても過ごしやすくなってきました。趣味の鮎釣りももう終盤を迎え、川の水も冷たく、お日様が雲に隠れると肌寒く感じるようになりました。この時期、メスは産卵のため沢山の卵を抱えながら下流へと落ちていきます。しかし、生殖本能を終えたオスは全ての精魂を使い果たし、その身は黒く変色し体からヌメリが取れ、ガサガサになり死んでいきます。その反対にメスは卵を産むために丸々と太り、大きくなり、テカテカの輝きを放ちながら、悠々と川を下るのです。そして不思議なことにこの時期は囮となる鮎はメスを使わないとほとんど釣れません。囮のメスにオスたちが生殖のためにこぞって集まり、仕掛け針にかかるのです。メスのおとりにオスが群がる・・オスは事を終えたら朽ち果てて死ぬだけ・・・。まるで祐介先生の人生そのものですね。

恐らく今年もあと2週間ほどで楽しかった鮎釣りも終わりです。来週あたりは最後の釣行で大鮎を仕留めたいと思います。

さて、昨日、私の所にとても懐かしいかたからメールを頂きました。

祐介先生、覚えていますか?2015年、フジロックのNGOビレッジに私達ハロアルが参加したことを。その時、私達の隣のブースでアフリカ音楽と支援を行ってアフリカンハーブを吹いていた小林さんから歯ブラシを送りたいという連絡を頂きました。

一度、ご協力をして頂いた経緯はありましたが、その後ご結婚されてからも歯ブラシを集めて下さっていたらしく今回は長野県の事務局に送っていただいたそうです。

私は懐かしさと、こうやって多くの方が私達の活動を支えてくださることに心から感謝しているとお伝えしました。本当に嬉しい事ですね。

また、来年2026年におこなわれる第20回ハロアル・フィリピン医療ボランティア現地活動に参加される全ての参加者の方、そして参加をする高校生のご父兄の方が事務局とのグループLINEに登録をしてくださりました。ありがとうございます。

いよいよ出発まで4か月となりました。これから各担当者のみなさんと密に連絡を取って、しっかりと準備をしなければなりません。また、来年は「ハロアル炊き出しボランティア」を行う予定です。昨日会長林先生からも色々とご指示をいただきましたが、私達ハロアルが行う「炊き出し」は単に食事を提供するだけではありません。そこにどんな思いを込められるか、そこが最も大切になります。その意味を間違えることなく、皆で知恵を絞って準備をしていこうと思います。

 

最後に。今日103日は家内の誕生日。毎年、年の数だけバラの花をプレゼントしてきましたが、物価高と言うよりも年齢高になりつつあるので大変です。しかし、私もガサガサに朽ち果てないよう、今日は「いつもありがとう」と感謝の言葉を言おうと思います。            

2025103日 ハロアル 団長 関口敬人