2025.11.14 林会長のお便り

祐介先生、牟田さん、リスナーの皆さんこんばんは。

 先週放送で祐介先生と熊の話をしましたが、相変わらず熊の被害が出ています。自然界に住む動物と私たち人間の共生はとても大切だと思いますが、ときにはこれが大きな問題になることもあります。何でもかんでも殺傷しようなどという人はいませんが、ときには致し方ないこともあります。今回のような熊の事件がまさしくその1つだと思います。1日も早く心配をしなくて生活できる日を取り戻せるように関係の皆さんにはお願いしたいと思います。

 ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2026も大変な問題が起こっています。参加者は129名で内高校生が39名、中学生が3名とたくさんの皆さんが協力してくれて、今年も以前に増して充実したボランティアができるのではないかと思っていましたが、飛んだところで大きな問題が発生してしまいました。

 このボランティア活動をするのに参加者が多い少ないということも大きな問題なのですが、そこで使う歯ブラシ、タオル、石鹸などはボランティアでは必要不可欠のものです。活動期間では総勢2000人以上の診療をしますからこれらの数が揃わないと、ボランティア活動そのものができなくなってしまうおそれがあります。

 今までは、事前に関口団長のところか私たちの診療所からマニラ市のリッキーさんのところかカビテ市のポンセ家に送っていましたが、今年はそのいずれに送る方法も、税関の関係でストップさせられてしまいました。歯ブラシ、タオルともに10,000個、あるいは10,000枚近い物資になりますので、販売のために送るのではないかと言う疑いで、今までのような送り方ができないのです。関口団長もいろいろ手を尽くしてくれていますが、現在のところうまくいっていません。もちろん私の方でもあらゆるところに手を尽くしていますが、進捗はありません。

 今までですとこれら事前に発送する分に加えて当日手荷物として110キログラムずつ持っていった分も今年はどうなるか分かりません。110キログラムで129人が持っていきますと、これだけで1トン以上の物資になりますから、送料もかなり安く収まります。これも今年はどうなるか分かりません。

ボランティアまで2ヶ月しかありませんので、大至急改善策が見つからないと大変なことになってしまいます。良いアイディアがありましたらぜひ教えて欲しいと思います。こんな事は20年間の中で初めてのことですので、どうしたらいいか頭を悩ませています。

 こういうことを含めてボランティアは計算通りには行かないこともいくらでもあります。その時にお互いにうまくやれるように、アイディアを出し合ったり協力し合ったりするのが醍醐味なのではないかと思います。

20251114

 

医学博士・歯科医師 林春二