祐介先生、牟田さんこんばんは
いやぁ、寒くなりましたね!!
今年一番の寒さとなり、日本海側では大雪の恐れがあるそうですが、私の地元栃木県那須でも今年になって初めて町に雪が積もりました。まだ、紅葉が残る赤や黄色の木々に白い雪がしんしんと積もる風景はまさに田舎ならではです。しかしこれから本格的な冬の到来です。皆さん体調管理には十分お気を付けください。
さて、祐介先生、いよいよ今度の日曜日、東京で来年2月7日から始まる第20回目のハローアルソン・フィリピン医療ボランティア現地活動のための事前研修会が開催されますね。この研修会は主に一般参加者、いわゆる現地に行く大人の方を対象とし、原則この研修会の参加をもって現地活動参加の条件とさせていただいています。
皆さんお忙しい中全国から東京にお集まりいただくのは大変恐縮ですが、100名を超える団体、そしてハロアルには高校生も参加をします。皆さんの安全や健康面はもとより、年齢の異なった様々な職種の方々が4日間共に過ごすためには、ハロアルの活動主旨はもちろんのこと、みんなで支え合う気持ちがとても大切になります。
また、今年は祐介先生肝いりの「ハロアル炊き出し」を行います。
今日食べることにも困窮するスラムの人達に、私達ハロアルメンバーが作る「ハロアルスープ」が提供されます。それはたった1杯のスープかもしれません。たった一日の空腹を満たすだけかもしれません。しかし、私達が視察の時に見たあのスラムの子供たちの様子。夜中中路上にたむろし、私たちが渡したお弁当を貪るように食べていたあの子供たちの姿を是非祐介先生には事前研修会で語っていただき、「ハロアル炊き出し」の本質をみんなに伝えてもらいたいと思います。
ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアが発足されて来年で20年目を迎えます。
祐介先生が初めてフィリピンで治療した子供、アルソン君は当時10歳、今彼はちょうど30歳の節目の年齢ですね。今頃アルソン君も仕事を持ち、家庭を持ち、毎日を平穏に幸せに暮らしているでしょうか。
この20年間で沢山の出会いや感動、そして悲しい現実を見てきました。まだ生えたばかりの歯を抜かなければならない子、病気で寝ている母親のために自分の歯を全て抜いてまで抗生剤を求める子、雨水で体を洗い、汚泥が流れる川で選択をし、学校にも行けず毎日ゴミを拾い生きなければならない子供たち。
これから125名の参加者は一生忘れることのない貧困の現実に出会います。
その時私たちが何を感じ、何をしなければならないのか。私も初心に帰り、20回目の心の授業、人間の本当の豊かさを学ぶために頑張っていきたいと思います。
2025年12月5日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人
