2026.01.23 林会長のお便り

祐介先生、牟田さん、リスナーの皆さんこんばんは。

この冬1番の寒波の襲来で日本海沿岸や北海道の皆さんは大雪で大変なことと思いますが、被害が出ないことを祈っています。

私の高校時代の友人で、今まで同級会をやってもずっと世話役をやってくれた友が旅立ってしまいました。元気な時一緒にやったことを思い出し、また同級会に参加してくれない人のために、次は必ず出るようにと頑張ってくれた彼のことを思うと、寂しさよりも仲間のために一生懸命やってくれた姿に感謝しかありません。

つい最近もこんな体験をしました。ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2026に参加する仲間のことです。当日の集合時間に間に合わないかもしれないということでした。当日まであと10日ばかりですので、ここへ来てジタバタしてもどうにもなりません。ですからひたすら頭を下げて許可してもらうようにお願いするように話しました。お願いする人は自分1人のことですからたいしたことないと思うかもしれませんが、事務局は124名からそれぞれ様々な依頼を受けますから、ものすごく大変なのです。それでも文句も言わず協力してくれる事務局に感謝しかありません。ありがとうございます。こういうことがあるかもしれないので普段の行動が大切だということを心してもらいたいと思います。

こういう経験をたくさんできる事務局は本当のことを言うと幸せだと思います。もしもこういうことがなかったら、酒を飲みに行ったり、カラオケで歌ったり、たいした事をしないで1日が終わってしまうのではないかと思います。人のために尽くして1年が終わるのですから、終わってみると実りの多い日々であったことがわかると思います。こういう日々を重ねるのですから、事務局の皆さんと一般の皆さん、ましてやこういう活動をしていない人と比較したら雲泥の差になってしまうと思います。

それを実践してくれたのが佐久市の中佐(なかさ)()小学校の皆さんです。小学生が歯ブラシ1本を集めることは簡単なことではありません。案の定最初の内は1本も集まりませんでした。こんなことやらないほうがよかったと思ったそうです。しかし、日を追うごとに歯ブラシが集まるようになりました。昨日この歯ブラシをもらいに行ってきました。どうだった?この活動をやってよかったかい?と聞くと集めてくれた3人の小学生が明るい、嬉しそうな声で「やってよかった」と言ってくれました。寒い日でしたが目を輝かせて素晴らしい笑顔でした。こういう活動は実際にやってみないとわかりません。人に頼まれたことを素直に実行できる人が素晴らしい人になるのです。「(しん)(ぎょう)()」わからなくても信じてやってみると、わかると言う意味です。皆さんもハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの仲間のように何事も「信じて、行って、解る」人になって下さい。歯ブラシ集めもたくさん集まれば集まっただけ喜びは大きいかもしれませんが、数や量の問題ではありません。どんなに少なくても大きな喜びが湧いてきます。これが人の為に尽くすということだと思います。

2026123日 医学博士・歯科医師 林春二