祐介先生、牟田さん、リスナーの皆さんこんばんは。
今週初めは、だいぶ春らしくなりましたがその後冬に戻ったかのような寒さが続いています。その上イランで戦争が始まってガソリンの値上げも始まってしまいました。イランとは、話し合いの途中で一方的に攻撃を始めたのですから何を言おうとアメリカ側には利点が無いように思います。
歯医者の私は「歯は命を支える大切な咀嚼器官」の1つだと思っていますので、抜いて良い歯はないと思っています。ですからどんな苦痛があったり保存が難しい歯であったとしても何とか機能できるように残すことが歯医者の勤めだと思っていました。という事は2000年頃、やはりなぜ抜いてしまったのか疑うような症例があったからです。どんなに保存が疑わしい歯であってもそれを何とか残そうとする発想であったならば、そのうちの何本かの歯は抜かずに済んだと思います。
今回のイラン戦争の発端は、何とか話し合いで解決しようとする気持ちよりも早くに自分たちの思う通りに解決したいという気持ちが強かったのだと思います。
話し合いですから、こちらの言い分もありますけれども、相手にも相手の言い分があります。それを調整し妥協点を見つけることが必要です。自分の都合だけで解決しようとしても無理です。多少時間がかかっても多少自分に被害が生じても戦争をして多くのものを失うことからしたらずっといいと思います。リーダーになる人には、そういうバランス感覚が必要なのではないでしょうか。
ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、20回目の記念すべき活動を終えました。順風満帆にこの日を迎えたわけでなく、様々な問題は生じていました。しかし、その都度誰かが我慢をしてくれ、工夫をしながら難題を乗り越えてきたのです。そういうやり方を今回のイラン戦争でもやってくれていたら、悲惨な戦争に突入することもなかったと思いますし、ガソリン代の値上がりつながるようなこともなかったと思います。この状況が続くと、さらに物価が値上がりし、人々の生活は苦しくなってくると思います。しかも罪のない多くの人が迷惑を被るのです。
短気は損気と言いますが本当にそうです。自分の気持ちも大切ですが、もっと大切なのは、周りの人たちに影響が出ないようにすることです。そういうバランス感覚がリーダーには必要なのです。そういう点から見ても、現在の当事者にはないように思います。
幸いにして、私たちのハローアルソン・フィリピン医療、ボランティアには関口団長と祐介現地統括責任者という二頭立てのモンスターリーダーがいます。この2人が微に入り細にわたって考えてくれていますから、間違っても今回イラン戦争のようなことが起こるわけはないのです。
2026年3月13日
医学博士・歯科医師 林 春二
