祐介先生、牟田さん、リスナーの皆さんこんばんは。
水曜日の朝は軽井沢では雪が降りました。そういう中でも桜の開花が始まっている所があります。狭い日本そんなに急いでどこに行くという標語がありましたが、消して狭くはないように思います。春の早いところは早くに桜が咲くかも知れませんが早く散ってしまいます。遅いところではそれから楽しみが始まります。その場その場で楽しみ方が違っていいのではないでしょうか?
私は地域のFM放送に出演する機会をいただいています。そこでハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2026の報告をさせていただいています。関口先生と祐介先生のおかげで、今では全国的な運動になっていますが、ハローアルソン・フィリピンボランティアが発足した当時はたった16名の小さな小さな団体でした。しかしながら、その小さな団体であるにもかかわらず、診療所に通ってくださっている皆様が、歯ブラシ、タオル、石鹸を提供してくれました。今では、歯ブラシにしても何万本、いや何十万本と言う莫大な量が集まりますが、当時は1000本集めるにも苦労しました。その第一回がスタートして、今年は20回目の活動ができたこと感無量です。ご支援いただいた皆様に心から感謝します。
改めて活動に参加してくれた高校生をカウントさせて貰いました。今まで何度か700人と言う数字を出したことがありますが、正確には今年の参加者を含めて高校生は579名、中学生24名合わせて603名です。大雑把な報告で誠に申し訳ありませんでした。これらの高校生中学生が活動に参加してくれたことで、私たちは自分自身の浮かれた気持ちをかなり冷静におさえることができました。もしもこの高校生たちがいなかったらやった感で顰蹙を買うようなことがあったかもしれません。そこに大人が責任を持って守らなければいけない人がいるかいないかで大きな違いになったと思います。
もう一つ特筆すべき事は参加を予定している高校生が直前に骨折をしてしまい、腕に三角巾をかけた状態で参加することがありました。その高校生はこんな状態で参加したのでは、皆様に迷惑をかけるから辞退したいと言う申し出がありました。私は全員が健康で健全でなければならないと思っていませんでしたので、むしろそういう力を出し切れない人がいれば、みんなが思いやりの心を発揮してくれるのではないかと考えました。ボランティアは健常者がやれば良いと言うものではありません。やりたいと言う思いがあったら、それこそ誰でも協力したらいいと思います。そう言っている私が車椅子でなければ、皆さんとボランティア活動をする事はできないような状態でした。何度となく関口団長に車椅子を押してもらいました。こんな私でもできる事はいくらでもありました。今回の活動を思い起こしてもらい、広い心でやってもらいたいと思います。こんなところもハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの特徴かもしれません。
報告会は来る3月28日土曜日午後1時から軽井沢町の隣御代田町のエコール御代田で行います。お一人でも多くの方に参加していただきたいと思います。
2026年3月20日 医学博士・歯科医師 林 春二
