2026.03.27 林会長のお便り

祐介先生、牟田さん、リスナーの皆さんこんばんは。

フィリピンのスラムに住む恵まれない人の無料の歯科治療、そこで使う物資を皆さんに協力してもらって集める、こういう活動を通して日本人の優しい思いを思い起こしてもらう、そして最後にこの活動に高校生にも参加してもらって国際的に通用する人になってもらうという4つの柱でやっているハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2026の報告会がいよいよ明日に迫りました。今年の活動に参加してくれた124名の皆様に再開できるのがとても楽しみです。特に一緒に行ってくれた高校生38名との再会は口では表現できません。皆さんの今回の経験を会場に来てくださった皆様に心おきなく発表してもらいたいです。その発表を聞いた中学生、高校生の中から必ず次の報告会に参加したいという希望者が出ます。

医療行為はすぐに結果が出ます。だから長続きします。ボランティア活動も非常に大きな感動を与えてくれますが長続きさせることが非常に難しいです。どうしてもしなければいけないということと違うからです。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアはスタートから、この活動に高校生にも参加してもらって、私たちの真剣な姿を見てもらおう。そして高校生がどんなふうに私たちを評価するのか見てもらおう。そういう気持ちで真剣にやってきたから20年も続けてくることができたのだと思います。また純真な高校生がいることによって、私たちの気持ちを慢心させることなく、常にこの高校生たちに、「ボランティアの心髄」を伝えたいと言う思いを持ち続けることができたのだと思います。こういう思いでやっている活動だからこそ、皆様に犯しがたい神様や仏様のような姿に見えたのだと思います。参加した高校生は、こういう大人の姿を見て、きっと心の中に「大人像」をしっかりクッキリと描くことができたのだと思います。

同時に、参加した大人たちに純真無垢な高校生が素直にボランティアに打ち込む姿を見ているうちにさらに素晴らしい人間像を自ら築き上げてくれたのだと思います。そういう相乗効果をさらに引き立ててくれたのはハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに歯ブラシ、タオル、石鹸等の物資やカンパをしてくださった皆様の善意がうまく混ざり合って、これまでの活動を嫌が上にも心に残る活動にしてくれたのだと思います。

忘れてならないのは、こういうボランティアを待ち望んでくれたスラムの皆様がいてくれたから、この活動ができたことを忘れてはいけないと思います。大したことができない私たちに大きな期待と信頼をさせてくれたスラムの皆様に心から感謝をしたいと思います。これらのことを明日の報告会では伝えたいと思います。お忙しいと思いますが、早春の軽井沢へお出かけください。お越しくださる皆様、軽井沢の朝夕はまだまだ相当冷え込みます。ダウンジャケットは用意したほうが良いと思います。皆様のお越しを心からお待ちしております。

2026327日 医学博士・歯科医師 林 春二