2026.04.24 関口団長のお便り

祐介先生、牟田さんこんばんは

 

岩手県大槌町(おおつち)の山林火災は大変な事態になりましたね。

白煙が空一面を覆い、少しずつ火の手が近づいてくる様子が一日中テレビで報道されていますが、住民の皆さんは本当に恐怖とやるせなさでいっぱいな事でしょう。

しかし、まずは命を守りどうぞ安全な場所に避難してください。そして消火活動に携わっている方々もどうぞお気を付けください。

日本で起こる山林火災のほぼ100%は人為的なものが原因と言われています。海外のように落雷や樹木摩擦(じゅもくまさつ)のような発火は起こることがないそうです。原因は焚火(たきび)や薪ストーブなどの煙突から出る火の粉とも言われており、私の家も薪

ストーブを使っていますが、年に一度、煙突内の清掃とメインテナンスを必ず行います。煙突内にススがこびりついたり、煙突の上部が壊れていると大変な事故に繋がります。しかし、祐介先生、日本の国土は約6~7割が山林で年間約1千件以上の大なり小なりの山火事が発生しているそうです。そのなかには自治体の消防だけでは到底手に負えない火災もあるでしょう。自衛隊の要請もさることながら、私が知らないだけかも知れませんが、もう少し政府や国がこのような事態になったら全国どこにでも出動できる特別な消防やレスキューのシステムや組織、車両やヘリコプターなどを備えることはできないものですかね。原因究明はまだ先でしょうが、まずは一刻も早い鎮火を祈っています。

さて、祐介先生、昨日の水曜日、私は久しぶりに大人の方々からハロアルのボランティア講演の依頼を受け、休診日を利用して約1時間、ハロアルのお話しをさせて頂きました。

今回は地元の更生保護女性会の皆さんからの依頼で、更生保護女性会とは地域社会の犯罪や非行の未然防止のための啓蒙活動や子供たちが犯罪や非行からの立ち直りや更生することに協力するボランティア団体です。実は私の母もこの会に入っており、

恐らく初めて母親の前でハロアルのボランティア講演をさせていただきました。女性会の方が40人ほどで、後は私の母を中心に色々な方にお声かけをして下さり、約80名の方が講演に来てくださりました。中には患者さんは勿論のこと、よく行く洋食屋のご夫婦も来られており、とても和やかで楽しい講演会で、その終わりには報告集の販売や募金も約3万円ほど集まりました。映し出されるスラムの現状や子供たちが次々と歯を失うスライドに皆さん涙され、20年間やり続けている私にとても暖かなお言葉も頂きました。誰に評価される為にボランティアをやっているわけではありませんが、終了後、母から「とても素晴らしかったよ」と言ってもらえたことは私のこれからに大きな励みとなりました。

 

2026424日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人