2026.06.12 林会長のお便り

祐介先生、牟田さん、リスナーの皆さんこんばんは。

前回はスタジオに出演させていただきました。とても楽しかったです。特に小島社長の奥さんやハローアルソンに一緒に行ってくれた社長の息子さんの大輔くんにも会うことができ、その喜びはとても大きなものでした。そんなこともあって、せっかく歯の健康週間でリスナーさんにもらった大切な質問に答えられないまま終わってしまいました。

今日の最初にメールに書いておきます。質問は「口臭」の件でした。この口臭の厄介なところはどんなに強烈な口臭でも本人の自覚が全くないことです。周囲の人や特に目の前の人にとってはこれ以上ない苦痛に感じることであっても、本人には全く自覚がありません。ですから口臭については、気が付いたご家族が「ちょっと歯医者に診てもらったほうがいいよ」と言って、本人に歯科医院に行ってもらうことが一番いいです。

それでは、なぜ口臭が発生するかと言うことですが、大きな虫歯があるとそこに食品が詰まり、細菌が繁殖し、強烈な匂いを出します。次に歯周病です。どこか1ケ所に重度の歯周病があると膿を出し、それが強烈な口臭のもとになります。それが口中に広がっていればなおさらです。もちろん中等度の歯周病であっても同じです。ですから、口臭があったら「歯科医院に行って」治療を受けたほうがいいです。しっかり治さない限り口臭はなくなりません。その他にも胃からの匂いもあります。いずれにしても、自己判断せずに歯科医院に行ってちゃんと相談して治療してもらって下さい。

前回出演させてもらった後日談です。翌日朝の9時半に診療所に着きました。そこで挨拶をした後、家に帰り、飼い主さんと一緒に小諸市にある布引(ぬのびき)観音(かんのん)に行って来ました。浅間山の南麓に流れている千曲川の南側に、そそり立つ絶壁に、まるで白い布がヒラヒラと舞っているかのような岩肌があります。(いにしえ)の旅人が、牛に引かれて善光寺参りをした時に、その旅人の首に巻いた手ぬぐいが風に吹かれて舞い上がって岩肌に着いたとも言われています。実際にそのように私にも見えました。私は高校時代からいつかはここへ行ってみようと思っていましたが、今日になっていました。ちょうど良い機会なので、今回行ってみるとなかなか大変でした。登りは休み休みでしたから、1時間以上かかってしまいました。途中下ってくる人たちに何度か行き会いましたが、その度に「ここでやめようかな?」と弱気になってしまいました。それでももう1歩、もう1歩と頑張るうちにようやく神社の境内に着くことが出来ました。白い布の下の岩肌にへばりつくように、建てられた神社には、十一面観世音菩薩が祀られていました。参拝を終わって、帰りは何と20分足らずで降りることができました。

思い立ったら吉日といいます。先に伸ばさずにその場で解決してみましょう。

2026612

医学博士・歯科医師 林 春ニ